ビバスピン500(試料容量:100-600μL)

Vivaspin<sup>®</sup> 500

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高い流量を生み出す膜と多溝デバイス構造により、ろ過時間を大幅に短縮します。

特長

  • 高い流量を生み出す膜と多溝デバイス構造により、ろ過時間を大幅短縮
        ⇒他社製品比:約1/2の時間でOK
  • デッドストップ構造により、遠心し過ぎても濃縮液の乾燥を防止
  • 高速遠心にも耐えるポリカーボネート製容器により、更にろ過時間を短縮
  • 濃縮状態を確認できる目盛付き
  • 膜材質はPES(ポリエーテルスルホン)で、目詰まりし難く、高流量、低吸着、広範囲のpHに適合

分画分子量の選定基準

  • 濃縮目的:濃縮したい溶質の分子量の少なくとも 『1/2以下』の分画分子量の膜を選定してください。
  • 除去目的:除去したい溶質の分子量の少なくとも 『2倍以上』の分画分子量の膜を選定してください。

タンパク質の非特異吸着を更に抑えたい場合

  • 5% SDS、0.1% Tween20、0.1% Triton-Xのいずれかの水溶液でデバイスを満たします。
  • 1晩放置してから、使用直前に脱イオン水ですすいで使用します。

遠心ローターへのセット方向

  • ビバスピン500、2に印刷されている目盛りの位置は、膜に対して水平方向です。
  • 目盛りが 『上』 になる様にローターにセットしてください。
  • 膜への透過方向と遠心方向を 『一致させないこと』 が重要です。
    これにより、膜近傍でのゲル化(濃度分極)現象及び目詰まりを防止でき高流速が得られます。

    ご注意:ビバスピン500は、『スイングローター』では使用できません。

膜材質 アングルローター
推奨遠心力 3K-50K PES    12,000 x g
>100K PES 
有効遠心力 3K-50K PES    3,000~15,000 x g
>100K PES 


【ご注意】

  • 製品に搭載の膜には、若干のグリセリンとアジ化ナトリウム(NaN3)が含まれています。
  • これらが実験に影響する場合は、最大量のバッファーかイオン交換水を遠心ろ過する事でリンスしてください。
  • リンス後は、膜を乾燥させないでください。詳細は、取扱説明書をご覧ください。

耐薬品性はドキュメントタブより取扱説明書をご覧ください。

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