FastGene™ Block & Go
FastGene™ Block & Go
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シグナルエンハンサー入りウェスタンブロット用ブロッキングバッファー
時間と手間のかかるウェスタンブロット手順を削減
特長
3 in 1ステップにより、2時間以上の時間短縮※
ブロッキングと一次・二次抗体反応を1ステップにまとめることにより、時間と手間を大幅に削減
優れた検出感度
シグナルエンハンサー入りのため検出感度の向上が見込めます。
バックグラウンドを低減
プロテインフリーのためブロッキング成分由来の非特異的反応の低減が可能
※スキムミルクを使用した場合と比較して
概要
FastGene™ Block & Goはブロッキングと一次・二次抗体反応を同時に行うことが可能なブロッキングバッファーで、ウェスタンブロットにおける時間と手間を大幅に削減します。
また、シグナルエンハンサー入りのため、検出感度が高く、またブロッキング成分がプロテインフリーのため、非特異シグナルが抑えられ、バックグラウンドが低減されます。
HRP(西洋わさびペルオキシダーゼ)とAP(アルカリフォスファターゼ)の両方の基質に対応しています。
プロトコルの比較
スキムミルクやBSAを使用した従来のプロトコルと比較し、FastGene™ Block & Goでは、1ステッププロトコルで2時間以上、2ステッププロトコルで1時間の短縮が可能です。
FastGene™ Block & Goを使用することにより、ブロッキング、一次抗体反応、二次抗体反応の3つのステップ(★)を1つ、または2つにまとめることが可能です。
ヒト胎児腎臓由来細胞(HEK293)のVinculinおよびGAPDHの検出
ECL法における、HEK293ライセートからのVinculin、GAPDHの検出。
FastGene™ Block & Go 1ステップ プロトコルにおいては、スキムミルクとほぼ同等の感度で検出することが可能であった。
またFastGene™ Block & Go 2ステップ プロトコルにおいては、スキムミルクと比較して明らかな検出感度の向上が見られた。
抗体:
【vinculin】
一次抗体:Mouse α-human vinculin
二次抗体:Goat α-mouse-HRP
【GAPDH】
一次抗体:Rabbit α-human GAPDH
二次抗体:Goat α-rabbit-HRP
検出試薬:FastGene™ Western ECL Kit
撮影装置:Azure400
露光時間:30秒(上段)、2分(下段)