マイクロスライド 8ウェル high ガラスボトム
µ-Slide 8 Well high Glass Bottom
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よくあるご質問14件
TIRF顕微鏡や一分子観察などにも適応できる#1.5Hガラスカバースリップボトムを備えたチャンバー付きカバースリップ。従来品よりウェル壁が2.5 mm⾼く、8つのウェルが独⽴しているので、ウェル間のクロスコンタミネーションを防ぎます。
特長
- ⾼解像度顕微鏡を使⽤し、ガラスカバースリップボトムを通してサンプルを観察するための細胞培養チャンバースライド
- 厚さのばらつきが少ないカバーガラスを採用し、⾼解像度イメージングに最適
- 超解像顕微鏡観察に対応可能
- 生細胞から固定細胞を取り扱った蛍光ライブセルイメージング、免疫蛍光染色で活躍
- 細胞数や試薬量が少ない実験も可能なコストパフォーマンスの高いスライド
- クロスコンタミネーションを防ぐ、液漏れしにくい⾼いウェル壁と、漏れを受け止めるウェル間を隔てる溝(独⽴ウェルシステム)
- 微分干渉顕微鏡専用の蓋(DIC lid)を使用すれば微分干渉顕微鏡にも対応
【ガラスカバースリップボトム】
µ-Slide 8 Well high Glass Bottomには、高精度のD263 M Schottガラス、No.1.5H(170 +/– 5 µm)ガラスカバースリップボトムを使用しています。
このボトムは、高解像度の顕微鏡法や、TIRFや超解像などの特殊な顕微鏡アプリケーションに最適です。
µ-Slide 8 Well Glass Bottomとの⽐較:ウェル間のクロスコンタミネーションを防ぐ機能を追加
特徴①:ウェル壁+2.5 mm
µ-Slide 8 Well Glass Bottomに比べ、ウェル壁+2.5 mmの高い壁でウェル間のクロスコンタミネーションを可能な限り防ぎます。
仕様 | µ-Slide 8 Well Glass Bottom ib80827 |
µ-Slide 8 Well high Glass Bottom ib80807(本製品) |
---|---|---|
外形寸法 (W×L) | 25.5 × 75.5 mm² | 25.5 × 75.5 mm² |
ウェル数 | 8 | 8 |
ウェルの寸法 (W×L×H) | 9.4 × 10.7 × 6.8 mm³ | 9.4 × 10.7 × 9.3 mm³ |
ウェルあたりの容量 | 300 µL | 300 µL |
ふた付きの全高 | 8 mm | 10.8 mm |
ウェルあたりの成長面積 | 1.0 cm² | 1.0 cm² |
ウェルあたりのコーティング面積 | 2.2 cm² | 2.2 cm² |
Bottom: Glass coverslip No. 1.5H, selected quality, 170 µm +/- 5 µm (ibidi社のページに移動します) |
特徴②:独立ウェルシステムを採用
個々のウェルが溝で隔てられているので、液漏れによるクロスコンタミネーションを防ぎます。
アプリケーション
- Cultivation and high-resolution microscopy of cells
- TIRF and single molecule applications of living and fixed cells
- Super-resolution microscopy
- Immunofluorescence staining and fluorescence microscopy of living and fixed cells
- Live cell imaging over extended time periods
- Transfection assays
- Differential interference contrast (DIC) microscopy when used with a DIC lid
アプリケーション例
免疫蛍光染色
標準的な免疫蛍光染⾊プロトコルでは、カバースリップ上の細胞に対し、多くの処理を施すことが必要になります。
ibidi µ-Slide 8 Well high Glass Bottomでは、細胞培養から固定、染⾊に⾄るまで、すべてのステップを同⼀スライド上で⾏うことができます。
また、底⾯がカバースリップで出来ているため、染⾊後は、そのまま高倍率レンズを使用した顕微鏡観察に使用できます。
付着性線維芽細胞の蛍光染色。
青:核(DAPI)、 緑:F-アクチン細胞骨格(Alexa488-ファロイジン)、広視野蛍光、40倍の対物レンズ、油浸。
生細胞イメージング
µ-Slide 8 Well high Glass Bottomは、明視野、蛍光観察を問わず、TIRFや超解像イメージングを含むさまざまな顕微鏡技術を⽤いた⾼解像度⽣細胞イメージングに対応できます。
ibidi ステージトップインキュベーションシステム(Blue Line)もしくは(Silver Line)と組み合わせることで、顕微鏡の温度、湿度、CO2濃度を正確に制御し、細胞を長期間良い状態で保つことができます。
µ-Slide 8 Well high Glass Bottomのラット線維芽細胞の生細胞イメージング。
ibidi Stage Top Incubation Systemを使用して、細胞を37℃に保ち、5%のCO2を供給しました。
3分間隔での位相差および広視野蛍光イメージング。
対物レンズ:60倍、油浸
青:核(NucBlue™LiveReadyProbes™Hoechst33342)
ibidi社 採用文献検索ページ
(下記アドレスより、ibidi社製品の採用文献の検索が可能です)
http://www.ibidi.com/module/ibidireference/reference
仕様
項目 | 仕様 |
---|---|
外形寸法 (W×L) | 25.5 × 75.5 mm² |
ウェル数 | 8 |
ウェルの寸法 (W×L×H) | 9.4 × 10.7 × 9.3 mm³ |
ウェルあたりの容量 | 300 µL |
ふた付き/なしの全高 | 10.8/9.5 mm |
ウェルあたりの成長面積 | 1.0 cm² |
ウェルあたりのコーティング面積 | 2.2 cm² |
Bottom |
Glass coverslip No. 1.5H, selected quality, 170 µm +/- 5 µm |
サイズ詳細
包装形態
Cat.No. | ib80807 | ib80807-90 | ib80807-120 |
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数量 | 15枚入り | 90枚入り | 120枚入り(8×15トレイ) |
包装 | 個別包装 | 個別包装 | 8枚/1トレイ |
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