ライトサイクラー ファストスタートDNAマスター ハイブリダイゼーションプローブ

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LightCycler® 2.0用 ファストスタートDNAマスター ハイブリダイゼーションプローブ(Probe用)

特長

  • LightCycler® 2.0用 ファストスタートDNAマスター ハイブリダイゼーションプローブ(Probe用)
  • ホットスタートPCR用マスターミックス
  • ライトサイクラーのガラスキャピラリーでのホットスタートPCRに最適
  • 簡便で高性能、また再現性が高くコンタミの危険性も最小限に
  • テンプレートDNAとプライマー、HybProb、必要ならMgCl2を加えるだけ
  • PCRの間のキャリーオーバーを防止する熱感受性のウラシルDNAグリコシラーゼと組み合せて使用可能で、ツーステップRTPCRにも使用可能
  • ライトサイクラー2.0 インスツルメントでDNAを増幅、検出するためのeasy-to-useの10×ホットスタート反応ミックスとMgCl2、PCRグレード蒸留水から構成される。
  • 酵素は75℃まで不活性で、95℃で活性化される。

背景

ライトサイクラーファストスタートDNAマスターハイブプローブは、ホットスタートPCR用マスターミックスです。
この製品はライトサイクラーのガラスキャピラリーでのホットスタートPCRに最適です。

ホットスタートPCRは、その特異性・感度・収量を飛躍的に改善します。ファストスタートTaq DNAポリメラーゼのアミノ酸残基のいくつかに熱感受性保護基を付加する事で、室温では不活性な修飾酵素が作製されます。それゆえ、プライマーが非特異的に結合できる時期には伸長が起こりません。ファストスタートTaq DNAポリメラーゼは、例えば95℃で5-10分のプレインキュベーションステップでの高温で、保護基が除去される事により活性化されます。


HybProbeプローブはPCRのアニーリングステップで、増幅断片の内側にハイブリダイズする2種類の短いオリゴヌクレオチドより構成されます。一方のプローブは5'-末端がライトサイクラーRED(LC-Red640やLCRed705)で標識され、伸長を防ぐため3'-末端がリン酸化されます。他方のプローブは3'-末端がフルオレセインで標識されます。2つのプローブが近接してハイブリダイズした後にのみ、蛍光物質間に蛍光共鳴エネルギー転移(FRET)が起こります。FRETの間に、ドナー色素であるフルオレセインはライトサイクラーの光源により励起され、その励起エネルギーの一部をアクセプター色素であるライトサイクラーREDに転移します。ライトサイクラーREDのエミッションを測定します。


本キットは簡便で高性能、しかも再現性が良くコンタミネーションのリスクを最小限にします。ただ、テンプレートDNAとプライマー、HybProbe、それに必要ならMgCl2を加えるだけです。

機能試験

ライトサイクラーコントロールキットDNAとその操作法で、試験済み

 

キット内容

  1. ライトサイクラーファストスタート酵素
  2. ライトサイクラーファストスタート反応ミックス、ハイブプローブ
  3. MgCl2ストック溶液、25 mM
  4. 再蒸留水、PCRグレード
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