ヒトゲノムDNA 定量&品質チェック用キット

KAPA Human Genomic DNA Quantification and QC Kit

よくあるご質問3件

FFPEサンプルのように微量で品質にバラつきがあるヒトゲノムDNAサンプルについて、「qPCRによる定量」と「品質(デグラデーションの状態など)の推定」が可能なキット

お知らせ

特長

  • 高感度で信頼性の高いqPCR法により、微量なDNAサンプルでも定量可能。また、「PCRが可能な品質のDNA量」として定量可能
  • ロット間差を最小限に抑えたバリデーション済みDNA定量スタンダードを希釈済みで添付
  • 同一部位の長さが異なる41 bp、129 bp、305 bpをそれぞれ定量することで、「PCR可能なDNA分子がどの位のサイズまで存在しているか(どの位デグラデーションが進んでいるか)」が推定可能
  • サンプルのDNA量を定量するとともに、品質もチェックできるため、次世代シークエンス用ライブラリーに供するかどうかの判断や、得られるシークエンスデータの推測が可能
  • 特に41 bpのプライマーを使用することで、極度に分解したヒトDNAでも定量可
    *結果データをエクセルで自動で計算するテンプレートもご活用いただけます。
    (ドキュメントタブ内 「自動計算テンプレート」)

実際に本製品が使用されている参考文献

(1)
Hiroaki Nakanishi, Masaaki Hara, Shirushi Takahashi, Aya Takada, Kazuyuki Saito,
Evaluation of forensic examination of extremely aged seminal stains, Legal Medicine 16 (2014) 303‒307
室温で長期保管(~56年間)された検体から抽出したヒトゲノムDNAの品質チェックおよび
STRによるDNA型鑑定への適用事例

キット内容

  • KAPA SYBR FAST qPCR Kit(2×):3×1 mL
  • DNAスタンダード(5段階希釈済み):5×300 µL
  • 41 bp プライマー・プレミックス  :1×200 µL
  • 129 bp プライマー・プレミックス :1×200 µL
  • 305 bp プライマー・プレミックス :1×200 µL

*1キットに含まれる内容で、通常は12サンプルまで測定可能
(96ウェルプレートで1アッセイ最大4サンプルを測定した場合、3アッセイ分)

 

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