ビバスピン15R (試料容量:12.5mL/アングルローター、15mL/スイングローター)

Vivaspin 15R

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高い流量を生み出す膜と多溝デバイス構造により、ろ過時間を大幅短縮

特長

  • 高い流量を生み出す膜と多溝デバイス構造により、ろ過時間を大幅短縮
    ⇒対面2枚膜により、他社製品比約1/2の時間でOK
  • デッドストップ構造により、遠心し過ぎても濃縮液の乾燥を防止
  • 高速遠心にも耐えるポリカーボネート製容器により、更にろ過時間を短縮
  • 濃縮状態を確認できる目盛付き

膜材質

  • HY(Hydrosart:ハイドロザルト)超低吸着、高耐薬品性のザルトリウス独自のセルロースを応用した特殊膜素材

分画分子量の選定基準

  • 濃縮目的:濃縮したい溶質の分子量の少なくとも 『1/2以下』の分画分子量の膜を選定してください。
  • 除去目的:除去したい溶質の分子量の少なくとも 『2倍以上』の分画分子量の膜を選定してください。

遠心ローターへのセット方向

  • ビバスピン6、15R、20に印刷されている目盛りの位置は、膜に対して垂直方向です。
  • この目盛りが 『上』 になる様にローターにセットしてください。
  • 膜への透過方向と遠心方向を 『一致させないこと』 が重要です。
  • これにより、膜近傍でのゲル化(濃度分極)現象及び目詰まりを防止でき高流速が得られます。

タンパク質の非特異吸着を更に抑えたい場合

  • 5% SDS、0.1% Tween20、0.1% Triton-Xのいずれかの水溶液でデバイスを満たします。
  • 1晩放置してから、使用直前に脱イオン水ですすいで使用します。

最大許容遠心力

分画分子量(MWCO)  アングルローター  スイングローター
2K-30Kハイドロザルト 6,000 x g 3,000 x g

 

【ご注意】

  • 製品に搭載の膜には、若干のグリセリンとアジ化ナトリウム(NaN3)が含まれています。
  • これらが実験に影響する場合は、最大量のバッファーかイオン交換水を遠心ろ過する事でリンスしてください。
  • リンス後は、膜を乾燥させないでください。詳細は、ドキュメントタブより取扱説明書をご覧ください。

耐薬品性はドキュメントタブより取扱説明書をご覧ください。

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