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(5)理化学研究所情報基盤センター バイオインフォマティクス研究開発ユニット 梅田 茉奈様、林 哲太郎様、笹川 洋平様、二階堂 愛様
2019年6月7日
rRNA-depletion 方式の RNA-seq kit としてファーストチョイスになると思います
rRNA-depletion 以降からの Library 調整のステップがより簡素化・高速化されているため、実務作業として楽に感じられました。
従来の製品より、より安定して RNA-seq を運用できると期待されます。
RNaseH 方式による rRNA-depletion では、RNA 溶液を 45℃ に保ったまま次の試薬を加えて混ぜる必要があるのですが、
この過程は比較的煩雑に感じました。しかし、再現性の有る rRNA-depletion が行えたのでとても満足しました。
Poly-A RNA-seq だと上述のような煩雑な過程を必要としないため、さらに簡便です。実際に操作を行うにあたり、
注意点が詳細にプロトコルに書かれていますので、問題は特に感じずプロトコル通りに進めるだけで問題ないと感じました。
十分な精度が安定して出ているため、 rRNA-depletion 方式の RNA-seq kit としてファーストチョイスになると思います。