ハイピュアウイルス核酸ラージボリュームキット

High Pure Viral Nucleic Acid Large Volume Kit

大容量サンプルからのウイルス核酸精製キット

お知らせ

特長

  • 大容量サンプルからのウイルス核酸精製キット
  • 研究用として、血清や血漿、全血からウイルス核酸を効率的に精製するようにデザインされている
  • High Pure Viral Nucleic Acid Kitと同様の原理に基づき、2.5 mLまでの大容量サンプルを精製するための革新的なスピンカラムアッセンブリを特徴とする
  • 全血を用いる場合、ウイルス核酸を含む全核酸が抽出される
  • 最良の結果を得るには、抽出ステップの最初のステップで50 mLチューブ用のスイングバケットローターを持つ卓上遠心機を使用すること
  • このキットで精製したウイルス核酸は、ヌクレアーゼフリーの水で溶出され、直接PCRやRT-PCRに使用可能

利点

  • 感度の向上 2.5 mLまでの大容量のサンプルから50 μLに濃縮された核酸が得られます。
  • 高い精製度の核酸 洗浄ステップで高遠心力を用いるためキャリーオーバーリスクを回避します。
  • 利便性を高め操作時間を短縮 複雑なサンプルの前処理を排除し、高速遠心でスピーディーな精製を可能にします。

High Pure Large Volume Assembly. High Pure Spin Columnの拡張デバイスです。
サンプル容量を2 mLまで簡単に増量できます。50 µLで溶出します。

原理

PCRやRT-PCRを行うには、血清や血漿、全血からウイルス核酸を精製しなければなりません。
Proteinase Kを加えたLysis/Binding Buffer中でインキュベートすることでウイルスを溶解します。
溶解したウイルスをHigh Pure Large Volume Assemblyに移し、卓上遠心機で遠心します。
ウイルス溶解液はHigh Pure Filter Tubeのグラスファイバーフリースを通過し、核酸はグラスファイバーに結合します。
最初の遠心の後、Large Volume AssemblyからHigh Pure Filter Tubeを外し、2 mL Collection Tubeを使用してマイクロ遠心機で次の操作を行います。
洗浄ステップで塩やタンパク質、DNA、他の不純物を除去し、溶出ステップで精製したRNAを溶出します。

品質

キットのプロトコールに従いEBVプラスミドを精製することで機能試験されています。抽出効率はカローセルタイプのLightCycler®で検証されています。

キット内容

バイアル番号 バイアル名 容量
1 結合バッファー 6×25 mL
2 ポリ(A) 2 mg
3 プロティナーゼK、リコンビナント 2×100 mg
4a インヒビター除去バッファー 33 mL
4b 洗浄バッファー 10 mL
5 溶出バッファー 30 mL
6 ハイピュアフィルターチューブ 5個×8バッグ
7 コレクションチューブ 50個×2バッグ

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