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  • お客様事例

KAPA HyperPlusキット改変プロトコルを用いた微量RNA (50pg)・シングルセル相当RNAからのライブラリ作製

早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構
細川 正人 様

お客様のコメント

KAPA HyperPlusは酵素処理による断片化をベースとしてシンプルなワークフローで構成されているので、特殊なDNA断片化装置や自動液体分注機や核酸精製機を研究室に導入することなく、簡単に実験に取り入れることができました。
本製品は、反応条件をアレンジした際にも安定したデータを産出してくれるので、反応液量を節約することでお財布に(比較的)優しいシーケンスライブラリ調製が可能です。
また、ライブラリ作製に不慣れな初心者が導入する際にも本製品はオススメできると思います。

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概要

【Cat.No. KK8510、KK8512、KK8514】

多量サンプルを扱うRNA-seq実験において、ライブラリ作製にかかるコストは大きく、実験規模を制約することにつながる。
多くのキットでは、推奨量として1 ng以上のインプットcDNAが必要とされている。ところが、シングルセルRNA由来のcDNAなどでは、 cDNA収量がわずかであり、貴重なサンプル消費が懸念材料となる。
コスト面とインプット量制限の課題を解消するため、1細胞用のRNA-seq(増幅cDNA)ライブラリ作製プロトコルであるSMART-seq2と KAPA HyperPlus Kitを組み合わせた改変ライブラリ作製方法を検討し、他社製品と比較した。

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