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  • お客様事例

マウス乳癌由来FM3A細胞を用いたRNA精製の検討 (PCRと電気泳動による確認)

東京理科大学基礎工学部生物工学科 ゲノム生物学研究室 (村上研究室)
柏葉 脩一郎 様

お客様のコメント

今回、マウスの培養細胞から細胞分裂に関わる遺伝子 A (約 3,500 bp) を単離する目的で本キットを使用しました。 評価のため Q 社のキットと比較したところ、同等の収量と純度で トータル RNA を精製することができました。

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概要

【Cat.No. FG-81050、FG-81250】

近年、主要な生物種において、全遺伝情報(ゲノム)の解析が完了し、すべての遺伝子の塩基配列が明らかになりました。
当研究室では、このゲノム情報の活用によりヒトやマウスにおける遺伝子発現のメカニズムの解明や疾患を治療するための基盤となる研究を行っています。マイクロアレイや RNA-seq により組織や細胞内における遺伝子発現パターンを解析する等、基礎と応用の両面から研究を進めています。RNAは不安定なため、実験に用いる際は特に安定的に精製できることが重要になってきます。
今回は、RNAの精製にFastGene™ RNA Premium Kitが従来のキット(Q社製品)と比較して、同等に使用できるか検討しました。

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