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  • お客様事例

Newcastle disease virus(NDV)感染細胞を用いたRNA-FISHと免疫染色実験

京都大学ウイルス研究所 分子遺伝学研究分野
呉 成旭 様

お客様のコメント

NDV 感染から12 時間後、ほぼすべての細胞でNDV-NP(赤)の発現が見られ、一部の感染細胞では
IFNB mRNA(緑)の発現が強く誘導されていた。

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概要

【Cat.No. ib80826】

細胞はウイルスに感染すると、インターフェロン(IFN)という抗ウイルス性サイトカインを産生して免疫応答を始動する。本アッセイでは、HeLa 細胞にNewcastle disease virus(NDV)を感染させ、NDVヌクレオキャプシドタンパク質(NP)とI 型IFN(IFN-β)mRNA の発現を免疫染色法とRNA-FISH 法によってそれぞれ検出した。
また、ibidi μ-Slide 8well コーティング ibiTreatを用いて、蛍光検出したサンプルを保存できるかどうか確認するため、およそ半年間室温で遮光保存し、再度観察を行い、RNA-FISHと免疫蛍光染色したサンプルの保存状態を確認した。

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