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  • お客様事例

PacBio RS II・P5-C3ケミストリーでの長鎖ライブラリー調製

一般社団法人 沖縄綜合科学研究所

お客様のコメント

BluePippinによるサイズセレクションは長いリードを得るために必須であり、実際に非常に効果的であった。

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概要

【Cat.No. BLU0001】

Pacific Biosciences社のPacBio RS II シーケンサーでは、P5-C3ケミストリーの登場により、シーケンス反応に用いられる酵素の活性持続時間が大幅に伸び、最大で30 kb、平均で8.5 kbの読取り長 (Polymerase Read)が得られるようになった。
しかし、短いライブラリの割合が大きい場合、全体として得られるインサートのリード長(Subread)が短くなるため、P5-C3による非常に長い読取り長を最大限に活かすためには、サイズセレクションにより長いライブラリの割合を増やすことが重要となる。
現在、PacBio RS IIにおいては、BluePippinによるサイズセレクションが推奨されており、P5-C3とBluePippinとの組み合わせが標準プロトコールとなっている。
そこで今回、BluePippinによるサイズセレクションの評価・検証を行った。

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