
コンパクトなボディにグラジエント機能、タッチダウン機能を搭載した高性能なPCR装置。
耐久性の高い構造で、高速での加熱・冷却が可能です(≦6℃ /秒)。
特長
独自のペルチェと部品のレイアウトによって、耐久性が向上
米国ITI社の熱電式冷凍技術と、日本の品質管理体制で製造された熱電式冷凍素子を採用し、安定した性能を発揮。均一な圧力をかけてランすることができるため機器にダメージを与えにくく、温度を高精度で最適化することが可能。
シンプルで使いやすいデザインと操作性
8インチのカラータッチスクリーンは見やすく、操作も直感的でわかりやすい。

(本体画面イメージ ※クリックすると拡大します)
グラジエント機能搭載による、高精度な温度制御
グラジエント機能により、レーンごとに温度勾配を設定できるので、アニーリング温度を高精度で最適化。再現性の高いPCR反応が可能。



(※クリックすると拡大します)
①グラジエントの設定をするセグメントを選択し、「Extended parameter」を押します。
②Grad Tempにグラジエント幅を入力します。
③グラジエントが設定されたセグメントには、アイコンが表示されます。
タッチダウン機能で特異的にターゲットを増幅
非特異増幅を抑制するために、タッチダウン機能を使用することが可能。



(※クリックすると拡大します)
① 30サイクルのうち、前半5サイクルと後半25サイクルの2つに分けて、プログラムを作成します。
② タッチダウンの設定をするセグメントを選択し、「Extended parameter」を押します。
③「Ext. Temp」に、1サイクル毎に変動させる温度を入力し、「OK」を押します。
④ タッチダウンが設定されたセグメントには、アイコンが表示されます。