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(µ-Slide 8 Well With Multi-Cell µ-Pattern)
納期/出荷日について
月曜~金曜(土日祝日除く)12時迄に販売店様よりご注文いただき弊社倉庫に在庫がある場合、基本的には当日出荷させていただきます。
弊社倉庫に在庫がない、もしくは何らかの事情で当日出荷ができない場合は、弊社よりご注文いただいた販売店様へ納期のご連絡をさせていただきます。
※冷凍品(-20℃)に関しては、原則として休前日(金曜日など)の出荷を行っておりませんのでご了承ください。(一部販売店様向けを除く)
在庫情報更新日時:2022-06-28 21:50
CatNo. | メーカーコード・旧型番 | 概要 | 単位 | 価格 | 在庫 | EC価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
ib83802 |
µ-Slide 8 Well high µ-Pattern RGD, cir100, pit500, hex
キャンペーン中! 期間:2022年06月30日 まで |
10枚 |
CP¥103,000 |
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EC価格を確認 | |
ib83802S |
µ-Slide 8 Well high µ-Pattern RGD, cir100, pit500, hex トライアルパック キャンペーン中! 期間:2022年06月30日 まで |
2枚 |
CP¥23,800 |
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EC価格を確認 |
滅菌処理済み
使用前に、特別な処理を必要とせず、開封後準備なしで簡単に使⽤できます。
染⾊用試薬や細胞固定液に対応しています。
ibidiポリマーカバースリップに対し、ibidi独自の技術で細胞⾮接着性加工したものを、バイオイナート表⾯と呼んでいます。このバイオイナートは、⼀般的な超低付着(ULA:Ultra-Low Attachment)表⾯よりも優れた細胞⾮接着性を有しています。このバイオイナート表面に対し、フィブロネクチンの結合モチーフであるトリペプチドArg-Gly-Asp (Arginine, Glycine, Aspartate/ RGD)を共有結合させることにより、ごく小さい細胞接着パターンを刻む技術がibidiマイクロパターニングテクノロジーです。これにより、空間的に定義された細胞アレイを可能にします。
マイクロパターニングについて
乾燥安定性があり、スライド表⾯は乾燥しています。
マイクロパターニングに使用されているRGDトリペプチドは、細胞外マトリックスタンパク質であるフィブロネクチンに由来する配列です。フィブロネクチンは、このトリペプチド配列を介して、多くの種類の細胞(例えば、がん細胞)の細胞外マトリクスへの接着を媒介しています。このため、フィブロネクチン上で成⻑する細胞は、高確率でマイクロパターンに接着します。一方、フィブロネクチンやRGD上では増殖しない細胞は、うまく接着しない可能性もあります。
このために、ご使用する際には、まずトライアルパック (CatNo.ib83802S) をご購入いただき、ご使用予定の細胞が接着できるかご確認されることを推奨いたします。
<接着事例が確認されている細胞>
マイクロパターニングは、スフェロイドやオルガノイドなど3D細胞研究において、新規の強⼒なツールとなります。
既存技術に多くみられる技術として、底面が曲面のをウェルを使用し、⼀ウェルあたりスフェロイドを作成・培養する⽅法があります。この⽅法では、実験的なn数を稼ぐことに⼿間がかかる上、ウェルごとに⽣じる差が結果に⼤きく影響します。また、底⾯が厚いことが多く、⾼倍率の対物レンズを使⽤しての顕微鏡観察に対応できないことも⽋点です。加えて、湾曲したウェル底⾯は、顕微鏡観察時にフォーカス⾯を広くとることを困難にします。
マルチセルアレイ⽤マイクロパターンスライドでは、培養面上にあるスポット数に準じた個数のスフェロイドを一気に作成することができます(※)。平⾯かつカバースリップ厚で構成される底⾯は、顕微鏡観察において、⾼倍率対物レンズの使用とフォーカス⾯を広くとることを可能にします。このため、マルチセルアレイ⽤マイクロパターンスライドは、スフェロイドを顕微鏡で詳細に観察する際に活躍します。
※スライド上でスフェロイドを作成し、観察するだけではなく、形成済スフェロイドの播種や、播種する条件を調整することで、凝集のない状態(マルチセルのモノレイヤー)の観察にも使⽤できます。
スフェロイド、オルガノイド、胚様体、および幹細胞などを含む、3次元細胞凝集体の培養
スフェロイドアプリケーション
NIH-3T3細胞(マウス胚線維芽細胞)のスフェロイド形成。µ-Slide 8 Well With Multi-Cell µ-Patternに単一細胞を播種してから14日後。明視野顕微鏡、対物レンズ10倍。 |
NIH-3T3細胞(マウス胚線維芽細胞)のスフェロイド形成。µ-Slide VI 0.4 With Multi-Cell µ-Patternに単一細胞を播種してから14日目。位相差顕微鏡、対物レンズ4倍。 |
セル・モノレイヤーアプリケーション
µ-Slide VI 0.4 With Multi-Cell µ-Patternに播種してから24時間後のRCC-26(ヒト腎癌)細胞の免疫蛍光染色。緑:F-アクチン(ファロイジン)、赤:α-チューブリン、青:核(DAPI)。広視野蛍光顕微鏡、対物レンズ10倍。 |
µ-Slide VI 0.4 With Multi-Cell µ-Patternに播種してから24時間後のRCC-26(ヒト腎癌)細胞の免疫蛍光染色。緑:F-アクチン(ファロイジン)、赤:α-チューブリン、青:核(DAPI)。広視野蛍光顕微鏡、対物レンズ60倍。 |
RCC-26(ヒト腎癌)細胞をµ-Slide VI 0.4 With Multi-Cell µ-Patternで播種してから24時間後、2Dモノレイヤーのための低密度播種。位相差顕微鏡、対物レンズ60倍。 |
ibidi Stage Top Incubatorを用いて、µ-Slide VI 0.4 With Multi-Cell µ-Patternで24時間培養したRCC-26(ヒト腎癌)細胞のライブセルイメージング。位相差顕微鏡、対物レンズ20倍。 |
マイクロスライド | スライドの形状 |
|
---|---|---|
外寸(W×L) | 25.5×75.5 mm | |
ウェルの寸法(W×L×H) | 9.4×10.7×9.3 mm | |
ウェルあたりの容量 | 300 µL | |
マイクロパターン | 結合モチーフ | RGD |
パターンの形状 | 丸 | |
側面の長さ | 100 µm | |
ピッチ | 500 µm | |
パターンの配置 | 六角形 | |
表面処理 | Bioinert | |
パターンの数 | ウェルあたり約450 |
マイクロパターンの形状
【対物レンズ用の油浸オイル】
ibidi社で実際に適合が確認されているオイルをご使用ください。
(英語) https://ibidi.com/content/551-immersion-oils-compatible-with-ibidi-labware-products
ibidi社純正品:イマージョンオイル
*注意*
適合していないオイルをご使用の場合、プラスチックの接触部分がが白濁したり、脆くなったりする場合があります。
【培地蒸発防止用の重層用オイル】
ibidi ポリマーはミネラルオイルは適合しておりません。
培養培地にオイル重層される場合は、下記シリコーンオイルをご使用ください。
*注意*
適合していないオイルをご使用の場合、プラスチックの接触部分がが白濁したり、脆くなったりします。
(条件により、変化が見られるまでに数時間~数日の時間差が生じる場合がございます。)
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2022年06月02日 2.36 MB
2022年06月02日 4.68 MB
2021年08月19日 6.67 MB
2022年03月08日 0.86 MB
2022年02月21日 0.91 MB
2021年06月23日 0.79 MB
マイクロスライドを使用して培養期間が長い実験を予定しています。培地蒸発を防ぐ方法はありますか?
マイクロスライドなどでは、培地量が少ないために、培地蒸発の影響を受ける可能性がございます。
蒸発が問題となる場合、下記方法をお試しください。
ibidi製品を使用する場合、免疫蛍光染色の際に使用する推奨のマウント剤はありますか?
グリセロール系マウント剤を推奨いたします。
ibidi純正マウント剤は下記になります。
マイクロパターンスライドの保管方法を教えてください。
湿気を避け(湿度 <50%)、室温(15-25℃)で保管してください。
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各項目を入力していただき、入力が終わりましたら入力内容の確認ボタンを押してください。
*の付いた項目は必ずご入力をお願い致します。
3.0
2021年12月02日1細胞レベルでの観察が容易になった。
パターンがあるところにのみ細胞を付着させることが出来るので、1細胞レベルでの観察が容易になった。
現在使用している細胞(マウス腎集合管上皮)では細胞がスフェロイドのような構造を形成するため、細胞骨格の広がりなどを観察できない。細胞を変えればうまくいくかもしれない。
パターンが正方形ではなく、三角のものなども販売して欲しい(接着した細胞の極性が分かるようなパターンがあるもの)
(日本ジェネティクスより)
この度は貴重なご意見をお聞かせいただき、誠にありがとうございます。
今後の製品改良・改善の参考とさせて頂きたいと思います。
またお気づきの点がございましたら、いつでもご意見をお寄せください。
京都府立医科大学 医学部・解剖学教室 まつおかずひこ 様