唾液採取キット ITM（ウイルス不活化 保存/輸送用試薬)付き

お知らせ

＜2021年7月14日掲載＞
この度、本製品につきまして、仕様変更がございますのでご案内いたします。
大変恐縮ではございますが、皆様方のご理解、ご協力を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
詳しい内容につきましては、ご案内文にてご確認くださいますようお願い申し上げます。

ご案内文はこちら＞＞こちら

ウイルス不活化 保存/輸送試薬（ITM）2 ｍLがあらかじめセットされた唾液採取キット。
簡単な手順で唾液を採取・保存できます。

特長

• ウイルス不活化 保存/輸送試薬（ITM）2 ｍLがあらかじめセットされた唾液採取キットです。
• 試薬を別途ご用意いただく必要がありません。
• 唾液を採取して試薬と混ぜるだけでウイルスを不活化できるので、安全に検体を保存・輸送できます。
• 非精製系のPCRキットでは塩酸アミノグアニジンによる反応阻害がでる可能性がございます。
  （核酸精製もご検討ください）
• 唾液採取タイプのため、非侵襲で安全です。
• 本製品はRUO（Research Use Only）です。

使用方法

• サンプルを収集する30分前から飲食（ガムなども含む）、喫煙、歯磨きは控えてください。
• 採取直前にきれいな水で口を軽くすすいでからご使用ください。

➀ 唾液の量が「saliva」と表示された線に達するまで、唾液をファネル（漏斗）に静かに吐き出します。
  （なるべく気泡が入らないようにしてください）

➁ 採取が終わったらチューブからファネル（漏斗）を緩めて外します。
    ファネルを緩めると自動的に採取した唾液がチューブ内を移動して保存液と混ざるようになっています。

③ ファネルを外したら付属のキャップで蓋をして固く締めたのち、チューブを5回以上転倒混和してください。

関連製品

【試薬】

• ITM ウイルス不活化 保存/輸送用試薬
• VTM ウイルス保存/輸送用試薬（ウイルス不活化成分 非含有）

【採取具 単品】

• フロック鼻咽頭スワブ
• 唾液コレクター（ロート付き）

【採取具＋ITM ウイルス不活化 保存/輸送用試薬のセット】

• ウイルス試料輸送用スワブキット
• 唾液採取キット（ウイルス不活化 保存/輸送用試薬 1 mL)

● ダウンストリームによって、また、利便性 or コストのどちらを重視されるかに応じて お選びいただくべき製品が異なります。
下記製品選択ガイドをご参考ください。


検体採取具・保存/輸送用試薬 製品選択ガイド

＜試薬容量＞

• ウイルス不活化 保存/輸送試薬：2 ｍL

＜保管方法＞

• 試薬の保存条件：室温（15-25℃）、暗所
• 試薬の保存期間：12か月間
• 検体採取後の保存：2-8℃ で、1か月間安定　　
  　※ 長期保存の場合は、－20℃ で保存

常温（～37℃）輸送については、検体採取後～7日間までを推奨しております。

　参考データ

　　輸送試薬に保存されたウイルスサンプルの安定性検証試験

　　Verification Report for Virus Samples Preserved in Sample Preservative Fluid