Q

マウス脳からRNA抽出をしたのですが、収量が低いです。原因はなんでしょうか?

脳組織の場合、脂質等の夾雑物が多量に存在しています。

そのため、カラム処理のみではこれらの脂質等の影響により、収量が著しく低下している可能性があります。

このような場合、組織破砕時にフェノール系試薬を組み合わせてお試しください。

組織を効率的に溶解させ、タンパク質とDNAの双方が除去されることでカラムでの精製効率を高められる可能性がございます。

 

フェノール系試薬との組み合わせ

下記ファイルの方法③TRI + Kit精製 + Enhancer(ー)をご参考下さい。

アプリケーションノート 2020<04>フェノール抽出試薬とスピンカラム法を用いたFastGene™ miRNA Enhancerの有用性

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