ＲＴ　ｒｅａｄｙ　Ｃｅｌｌ　Ｌｙｓｉｓ　Ｋｉｔ

迅速・簡便なready-to-use の細胞溶解用試薬 わずか5分間で細胞を溶解し、ライセートを直接RT-PCRに使用可能

アプリケーション

RealTime ready Cell Lysis Kit は、培養細胞を、わずかなステップで細胞を溶解し、逆転写可能な状態とする、高性能な遺伝子発現解析用試薬です。
本キットは、3 - 30,000細胞 を、室温で5分以内に溶解する革新的なプロトコールを採用しています。
得られたライセートは、直接cDNA合成に使用可能で、長時間を要するRNA抽出の代用となります。
最終的なcDNAは、あらゆるスループットのリアルタイムPCRアッセイ（例： LightCycler^® 480の 96、384ウェルプレート、LightCycler^® 1536の1536 ウェルプレート）で解析できます。

RealTime ready Cell Lysis Kit は、扱いやすい包装形態と簡便なプロトコールで、全てのスループットの実験に対応します。
さらに、全ての手動および自動化ワークフローに対応可能です。

利点

細胞からライセートを得るまでを、室温、5分、1ステップで実行します。

質の高い2ステップリアルタイムRT-PCR解析が実施可能です。

3 - 30,000 細胞までのスケールアップに対応し、96 - 1536 ウェルフォーマットでのリアルタイムPCRをサポートします。
簡単に自動化ハイスループットワークフローに対応します。

製品概要

RealTime ready Cell Lysis キットは、室温で5分間以内に細胞ライセートを得られる画期的なLysisバッファーを含んでいます。
細胞溶解および保存の間のRNAの分解を防ぐために、溶解ステップの前にProtector RNase インヒビターを添加する必要があります。
細胞ライセートは、もしすぐに2ステップリアルタイムRT-PCRに使用しない場合でも、-15～-25℃ で数ヶ月間、+2～+8°C で最大2日間保存できるので、とても便利です。
DNase 処理は、cDNA合成ステップに組み込まれており、時間を節約できて、便利です。

Fast cDNA 合成と、Fast リアルタイムPCRプロトコールと組み合わせることで、培養細胞を用いた遺伝子発現解析は、1.5時間以内に実施可能です。

検証済み細胞株

キット内容

1. RealTime ready Lysis バッファー 2mL/50反応、20mL/500反応
2. Protector RNase インヒビター 25uL/50反応、250uL/500反応
3. 熱不安定性ヌクレアーゼ 25uL/50反応、250uL/500反応
   ※構成品の単品販売はございません

品質

RealTime ready Cell Lysis キットは、RT-PCRに最適な性能であることを試験しています。

保管温度冷凍 (-20℃)
毒劇なし