Q

シングルセルアレイを使用しましたが、スフェロイド様の細胞構造体が多くみられうまくいきません。 対処法はありますか?

マイクロパターンスライドでは、接着スポットよりも細胞非接着性Bioinert表面の割合が大きいため、
播種条件しだいで、スフェロイド様の細胞構造体が多く作られる場合があります。

特に、シングルセルアレイ用はスポットサイズが小さいため、この傾向はより強くなります。

シングルセルアレイ用を使用し、スフェロイドが多くみられる場合には、以下の点をご検討ください。

 

① マルチセルアレイ用スライドを用いて細胞が接着パターン(RDG)へ接着できるかどうかをご確認ください。※

② 細胞懸濁液の細胞1つ1つが単離されているかどうかをご確認ください。

③ 細胞の播種数を下げてみてください。

④ 細胞定着時間を短くし、細胞が定着後は非接着細胞のウォッシュを行ってください。

 

※RDGに接着できないため、結果として細胞が凝集するケースがございます。

 RDGへの細胞接着性をご確認したい場合には、マルチセルアレイ用マイクロパターンスライドのご使用を推奨いたします。

マルチセルアレイ用マイクロパターンスライド (µ-Slide 8 Well high)

お問い合わせはこちら