Q

ibidiポリマーは、何倍程度の対物レンズまで使用可能でしょうか?

一概には言えませんが、具体的な使用事例として、100倍の対物レンズも問題なく使用できることが確認できております。

アプリケーションノート 2020<05> 100倍対物レンズを使用した共焦点蛍光顕微鏡観察におけるガラスとibidiポリマーの性能比較

 

 

正確には、レンズのワーキングディスタンス(WD※)に依存します。

ibidiポリマーは、約0.17 mm(カバーガラス厚でいう一般的な規格#1.5と同等の厚さ)でできております。

したがって、対物レンズのWDが0.17以上であるならばご使用いただけます。

60~100倍対物レンズもこの使用要件を満たすことが多く、このレベルの対物レンズでもご使用いただける場合がほとんどです。

 

※WD詳細はこちらをご参照ください。

アプリケーションノート 2020<03> 高倍率顕微鏡観察におけるibidiポリマーカバースリップの有用性

 

<注意>

STED、SIMなど超解像顕微鏡観察やTIRFの場合は、ガラスボトムをお勧めいたします。

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