Q
Smear Gellで浮遊細胞をスライド作成-免疫染色を行う際に、固定後などに作業を中断して保存し、続きの作業を後日に持ち越すことは可能でしょうか?
ジェノスタッフ社では、Smear Gellで作製したスライド標本をすぐに染色しない場合、以下のように70%エタノール中で4℃にて保存しております。
↓Smear Gellをスライドに塗抹
↓固定
↓PBSで洗浄(通常はこの後染色を行います)
↓70%エタノール 室温20-30分
↓70%エタノール(新しいものに換える)室温
↓4℃で保存
染色方法にもよるかと存じますが、免疫染色の場合でしたら、この方法で1週間ほど保存したスライドでも染色が可能のようです。
また、長期間での保存ついては確認しておりませんので、出来るだけ早くご使用ください。
エタノール保存後の標本は、PBS等で十分に洗浄の後、染色にご使用ください。
ターゲットの分子によってはエタノール保存が適さない事例も考えられます。
可能でしたら、事前にポジティブコントロールサンプル等でご検討ください。
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