Q

位相差顕微鏡でカルチャーインサート内の細胞を観察した場合、細胞が上手く見れない場合があります。 なにが原因かわかりますか?

メニスカスの影響で細胞面が歪み、位相差顕微鏡で観察できなくなっている可能性がございます。

 

カルチャーインサートのような、狭いエリアに細胞を播種する際、培地の界面に生じるメニスカスによる影響が強く出て、細胞面が歪む場合がございます。このとき、位相差顕微鏡観察が機能しなくなります。

 

メニスカスの影響がキツい場合、ウェルの壁面一杯まで培地を満たし、培地の界面を平らにすることでメニスカスの影響を避けることができます。

(※ただし、この方法では、2つのウェル間でコンタミネーションが生じます。異なる細胞系の仕切りとして使用される場合は、この方法はご使用できません。)

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