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  • お客様事例

FastGene Gel/PCR エクストラクションキットを利用したマウス糞便中の腸内細菌解析

岐阜大学大学院 自然科学技術研究科
溝口 桃加 様、竹森 洋 様

お客様のコメント

最初の変性剤(GP1)がグアニジンであり、大腸菌DNAを問題なく抽出できることを確認していたため、今回こ のキットを用いて、糞便からのDNA抽出を行いました。安くて簡単で、わざわざ専用キットを使わなくて済むの で、在庫維持に気を遣う必要がありません。

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概要

【Cat.No.FG-94602、FG-91202、FG-91302】

糞便サンプルからDNA抽出を行う場合、糞便中に含まれる様々な菌からDNAを回収できることが重要です。
特に細胞壁を有する微生物には、菌体を破砕する方法が非常に重要であるため、各社至適化された専用の試薬キットやガラスビーズ等を用いて処理が行われます。
本アプリケーションノートでは、専用の試薬キットとは異なるFastGeneエクストラクションキットを用いることで、WTマウスと炎症性腸疾患マウス の糞便から、安価で簡便にDNAを精製することができた事例となります。
精製できたDNAを用いて、腸内細菌に含まれるFirmicutesの量について検証を行いました。

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