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  • お客様事例

高倍率顕微鏡観察における ibidiポリマーカバースリップの有用性

滋賀医科大学外科学講座
下地 みゆき 様

お客様のコメント

蛍光顕微鏡下で、プラスティックとは思えない、はっきりした細胞形態の画像が撮れました。

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概要

【Cat.No. ib80156】

通常、細胞培養で用いられるプラスティック製(ポリスチレン製)培養容器の底面厚は1 mm程度あり、Working Distance(WD)が短い高倍率レンズを用いた顕微鏡観察に使用できません。ibidi 社のマイクロディッシュやマイクロスライド底面は、独自のプラスティック素材“ibidi ポリマー”を材質としており、その底面厚は0.18 mm (+10/–5 µm)と非常に薄く、高倍率顕微鏡観察に使用できるよう設計されています。
本アプリケーションノートでは、一般的にWDの短い、高倍率のレンズとされる、40 倍の対物レンズ(WD 0.18 mm)を使用して、細胞観察を行い、ibidiポリマーが、高倍率顕微鏡観察に使用可能かどうかを検証しました。その結果、細胞内を詳細に観察できるグレードの画像が取得できることがわかりました。

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