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  • お客様事例

ゼブラフィッシュの受精卵から抽出したRNAを用いた 逆転写酵素反応の比較検討

北海道大学 理学研究院 生物科学部門 生殖発生生物学講座
小谷 友也 様

お客様のコメント

既存のキット(T社)を使用していましたが、これに替わる廉価な逆転写酵素を探していました。私の研究室ではFastGene社の製品をいくつか使用していますが、それらは廉価で質が良く評価が高いため、今回の製品を試しました。結果、発現量の極めて少ない転写産物を検出することができ、廉価なだけでなく非常に優れた逆転写酵素であることが分かりました。今後も使用していく予定です。

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概要

【Cat.No. NE-LS53】

卵母細胞に蓄えられた母性因子は受精と発生に極めて重要ですが、発現量が微量の転写産物もあり研究は困難です。
今回、検出を試みた転写産物は発生において重要な機能を持つと考えられますが、その発現量が極めて微量であることが予測されました。
FastGene™ Scriptase Ⅱ を用いて研究対象の転写産物を検出するとともに、得られたPCR産物はゲル精製後にクローニングし、変異なく逆転写されていることも確認できました。

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